自己学習用心理学日記

このブログは心理系大学院を目指す学部生の自己学習用のまとめ記事です。正しいことを書いているつもりですが教育を目的としていないため、学習の参考にはしないでください。訂正等のご意見はお待ちしております。

16. マスローの5段階欲求説 (欲求階層説)

今回は、Maslow,A.H (マスロー) の5段階欲求説について書いていきます。 マスローは、人間の欲求はピラミッド型の階層的構造を示しており、根底に生理的欲求、頂点に自己実現があるという階層欲求説を唱えました。 (テキストにより、5段階欲求説、階層欲求説…

15. エリクソンの生涯発達理論

今回はErikson,E.H.(エリクソン)の発達発達理論についてです。 エリクソンは前回のフロイトの理論をもとに、個人の成長発達は生涯に渡るものと考え、ライフサイクル理論を提唱しました。 全8つある発達課題にはそれぞれ達成するべき課題があり、それを達成で…

14. フロイトの性的発達理論~エディプスコンプレックス

今回はFreud,S. (フロイト) の性的発達理論についてです。 フロイトは、幼児のころから性欲があると考え (幼児性欲説) 、幼児は乳房を吸う際生理的な満足を得ていると同時に口唇で性的な満足感を得ていると考えました。 そして、年齢ごとに性欲を感じる部位…

13. 脳の各種名称と機能(大脳皮質機能局在)

今回は脳の機能と大脳皮質機能局在について書いていきます。 まず、脳の構造は大まかに分けると以下のように分類されます。 脳幹…中脳、延髄、橋、間脳からなり、呼吸や心拍機能など生命活動に関わる機能を司る。 間脳…視床上部、視床、視床下部からなり、そ…

12. 心的外傷およびストレス因関連障害群(PTSD・ASD・EMDR)

今回は心的外傷およびストレス因関連障害群についてです。 もちろん、こんな長い診断名があるわけではなく、DMSにより分類された「強いストレスにより様々な症状が伴う疾患」のことを表します。 今回は中でも、心的外傷後ストレス障害 (PTSD) を中心に書いて…

11. ウェクスラー式知能検査

今回は知能検査の一つ、ウェクスラー式知能検査についてです。 ウェクスラー式知能検査は、1939年にWechslerにより個人の知能を測定する目的で作られた検査であり、大人用のWAIS,児童用のWISC,幼児用のWPPSIがあります。 いずれも複数の下位検査から構成され…

10. 発達心理学(ピアジェの認知的発達過程)

今回はPiaget,J.の認知的発達過程についてです。 ピアジェは幼児の知能や思考の発達過程について研究を行い、年齢ごとに以下のような特徴を発見しました。 0~2歳ころ 「感覚運動期」…自分の身体だけに関連した感覚に興味が生じ運動を繰り返す第一次循環反応…

9. モーガンの公準~ピグマリオン効果

今回は予定を変更して、モーガンの公準とピグマリオン効果について書いていきます。 皆さんは「賢馬ハンス」をご存知でしょうか。 昔ドイツで話題になった、人の言葉の理解や数学の計算が出来る馬のことです。 ハンスに問題を見せると答えの数だけ足を鳴らし…

8. 発達心理学(原始反射・愛着)

発達心理学とは、子どもの発達や成長、さらにはそれらに関連する理論やパーソナリティを扱う学問です。 その内容は多岐に渡るため、何度かに分けて書きます。 今回は、新生児の原始反射と愛着形成について。 原始反射とは、生後の一定期間のみみられる反射の…

7. 自律訓練法

今回は自律訓練法についてです。 自律訓練法とは、Schultz,J.H.(シュルツ)が考案した、自律神経を整え、心をリラックスさせる技法のことです。 具体的には、背景公式と第1~第6公式からなる標準練習を行います。 背景公式…安静感 「心が落ち着いている」 第…

6. 古典的条件付けに基づく技法(系統的脱感作法~曝露反応妨害法)

今回は、古典的条件づけに基づく心理療法についてメモします。 「系統的脱感作法」とは、Wolpe,J.(ウォルピ)によって考案された、弛緩状態と不安状態を同時に経験することはできないという原理(逆制止)の元行われる心理療法の技法です。 まずは、不安を感じ…

5. MMPI

MMPI(ミネソタ多面人格目録)は、1943年にHathaway(ハサウェイ)とMckinley(マッキンリー)によって作成された質問紙法の心理検査です。550の質問に対し「はい」「いいえ」「どちらでもない」で回答を行います。検査結果の妥当性を表す「妥当性尺度」と、臨床的…

4. 心理査定(総論)

心理査定とは、クライエントの問題や性格等を、様々な方法を用いて評価することを意味します。 日本臨床心理士資格認定協会のホームページでは、臨床心理士に求められる4つの専門業務の一つとして臨床心理査定が挙げられています。(以下ホームページより引用)…

3. 双極性障害

今回は精神医学の分野から双極性障害についてです。 双極性障害とは激しく気分が高揚する躁状態と、気分が落ち込む抑うつ状態を繰り返す気分の障害のことです。 精神病院において診断の基準となるDSM-5(精神疾患の分類と診断の手引,アメリカ精神医学会が作成…

2.パーソナリティ論(人格~特性論)

パーソナリティ論を語るにはまず「性格」「気質」「人格」の3つの言葉を覚えておかなければなりません。 性格とは、characterと訳されるもので、個人の意思を反映した性格とでもいうのでしょうか。日常でも聞くことのある「あいつ~なキャラ」という言葉はあ…

1.心の構造・理論(フロイトとユング)

まず初めに触れるのはフロイトの局所論、構造論です。 フロイトは当初、人間の心は「意識」「前意識」「無意識」の3つで構成されていると考えます。これを「局所論」といいます。 よく氷山の絵で表されるあれです。意識が上に出てて、前意識がその下にあり、…

自己学習用心理学日記

このブログは、2017年10月に心理系の大学院受験を予定している学部生の、自己学習用ノートのような場です。 誰でも見られるようにしてありますがたぶん見る人はいないでしょう。 基本このテキストを見ながらまとめていく予定ですが間違ったことを書いている…