自己学習用心理学日記

このブログは心理系大学院を目指す学部生の自己学習用のまとめ記事です。正しいことを書いているつもりですが教育を目的としていないため、学習の参考にはしないでください。訂正等のご意見はお待ちしております。

2.パーソナリティ論(人格~特性論)

パーソナリティ論を語るにはまず「性格」「気質」「人格」の3つの言葉を覚えておかなければなりません。

 

性格とは、characterと訳されるもので、個人の意思を反映した性格とでもいうのでしょうか。日常でも聞くことのある「あいつ~なキャラ」という言葉はあながち間違っていないのかもしれませんね。

 

気質とは、tempermentと訳され、遺伝的に決まられた性格特性を表します。個人の意思はあまり反映されず、本能的無意識的な側面が強いものであるという捉え方。

 

最後に人格とはpersona(ペルソナ)が語源であるとされ、個人の一貫した行動傾向を指します。ペルソナとは「仮面」という意味になるのですが、場や状況に応じて仮面を付け替える=人格が変わるということを意味します。

小中学生のころは相手により対応が変わる人物に「二重人格だー」みたいなことを言っている人がいたように思えますが、人格はいくつもあるのが当然のことですね。

(実はこの3種類の区別はあまりできていません…特に人格や性格は同義として捉えられることも多い為、性格=キャラ・気質=遺伝的・人格=ペルソナという覚え方をしています)

 

次に、類型論・特性論についてです。

「類型論」とは、性格特性について分類分けを行い、個人をそれらどれかに当てはめようとする考えかたのことです。血液型・星座等占いが分かりやすい例でしょうか。

 

類型論については昔から様々な人たちが簡単に分類分けができないかと研究を行ってきました。始まりは紀元前ヒポクラテスの四体液説に始まりガレノスの四気質説なども類型論であるといわれていますが、今回は有名ないくつかの類型をメモ。

 

クレッチマーは、体型と性格を関連付け

・やせ形-統合失調症‐分裂型気質  やせてる人は統合失調症(精神分裂病)

・肥満型‐躁うつ病‐循環型気質  肥満は躁うつ(気分に波がある、循環する)

・闘士型‐てんかん‐粘着型気質  闘士は粘着的

って感じで覚えます

 

シェルドンは、外胚葉型、中胚葉型、内胚葉型に分類

ユングは、内向、外向+思考・感情・感覚・直観を合わせた8種類に…

シュプランガーは、理論・経済・審美・宗教・権力・社会の6種類に……。

 

次に「特性論」ですね。

特性論は、類型論のように決まりきった分類分けをするわけではなく、それぞれの性格特性がどの程度強いかといった考えにより性格を捉える方法です。

 

そこで有名なのがマックレーとコスタの5因子モデル(Big Five)です。これは神経症傾向、外向性、経験への開放性、協調性、勤勉性がそれぞれどの程度あるかを見るものです。それぞれの頭文字をとり「OCEAN」と覚えられます。

 

現在ではこのBig Fiveが研究にて多く使われており、一つの枠にのみ当てはめてしまう類型論はあまり…

正しYG性格検査のでは性格を特性的に捉えた後、それらの得点によって類型的に分類を行います。この様に、類型論・特性論をどちらもうまく使いこなすことが重要であるといえるでしょう。

 

キーワード

性格、気質、人格、ペルソナ、類型論、特性論、クレッチマーユング、マックレーとコスタ、5因子モデル

 

次回は、双極性障害について