自己学習用心理学日記

このブログは心理系大学院を目指す学部生の自己学習用のまとめ記事です。正しいことを書いているつもりですが教育を目的としていないため、学習の参考にはしないでください。訂正等のご意見はお待ちしております。

13. 脳の各種名称と機能(大脳皮質機能局在)

今回は脳の機能と大脳皮質機能局在について書いていきます。

 

まず、脳の構造は大まかに分けると以下のように分類されます。

 

脳幹…中脳、延髄、橋、間脳からなり、呼吸や心拍機能など生命活動に関わる機能を司る。

間脳…視床上部、視床視床下部からなり、それぞれ概日リズムの調整、感覚情報の処理、ホメオスタシスの維持等の機能が備わる。

(概日リズム…サーカディアンリズムともいい、一般的に体内時計のこと)

(ホメオスタシス…体内を一定に保とうとする働きのことであり、体温調節などの機能のこと。恒常性ともいう)

小脳…筋肉運動や平衡感覚の調整を行う。

大脳辺縁系…偏桃体、海馬、帯状回などから構成され、欲求、記憶、自律神経系の機能を司る。

 

大脳皮質は脳の最も大きな部分を占めており、部位によって様々な役割をになっています(このことを大脳皮質機能局在といいます)

前頭葉…意思、推理など、高次の精神機能を司る。運動野、ブローカ野

頭頂葉…触覚、身体感覚などを司る。体性感覚野

側頭葉…言語、記憶を司る。海馬、ウェルニッケ野

後頭葉…視覚を司る、視覚野

 

~野というのはそれぞれの機能を司る神経の集まりのことであり、その部分が損傷を受けると各機能に障害が発生します。

(本来さらに細かい分類がなされているのですが今回は基礎的なところだけ)

 

そのなかで臨床心理学と関連深いものは、ブローカ野とウェルニッケ野の損傷による失語症です。

 

ブローカ野は発話機能を担っている部分であり、ここが損傷を受けると「言葉は理解できるが発話ができない」という状態になります。そのため、運動性失語と呼ばれます。

ウェルニッケ野は言語理解を担っている部分であり、ここが損傷を受けると言葉を聞き取ることにも困難が生じ「話すことはできるが全く意味の分からないことを話す」という状態になります。そのため、感覚性失語と呼ばれます。

 

キーワード

脳幹、間脳、大脳皮質、中脳、小脳、ブローカ野、ウェルニッケ野、ブローカ・ウェルニッケ失語、運動・感覚性失語

 

あとがき

脳の機能や各部位はまだまだ説明しきれていない部分があります。ブロードマンの脳地図などもおもしろいかもしれません。

次回は、出来ればフロイトの性的発達理論について。