自己学習用心理学日記

このブログは心理系大学院を目指す学部生の自己学習用のまとめ記事です。正しいことを書いているつもりですが教育を目的としていないため、学習の参考にはしないでください。訂正等のご意見はお待ちしております。

17. 研究法 (信頼性)

今回は、研究法における信頼性についてです。

主に質問紙法を用いる場合を想定して書いていこうと思います。

 

信頼性について簡単に説明すると「同一人物に何度同じ検査をしても同じ結果が得られるかどうか」という意味です。

信頼性と同時に語られることが多いものに、妥当性という言葉があります。

妥当性とは「きちんと測定したい内容が測定できているかどうか」という意味になります。

 

次に、検査の信頼性を確かめるための方法を紹介します。

「再検査法」とは、同一の検査を同一人物に施行し、同じ結果が得られるかどうか調べる方法です。しかし、質問を覚えてしまうことや練習効果により、異なる結果が出やすいという短所があります。

「平行法」とは、内容や難易度が同じと想定する二つの検査を用いて、それぞれの結果の相関係数を求める方法です。しかし、全く同一の内容の検査を作ることは不可能であるという短所があります。

 

これらは、検査が常に同じ内容のものを測定しているという検査自体の信頼性を確かめる方法であり、「測定内容の安心性としての信頼性」と呼ばれます。

 

「折半法」とは、一つのテストを半分に分け、分けた二つの相関係数を測定するものです。折半法での信頼性は、スピアマン―ブラウンの公式により求められます。

 

折半法では検査を二つに分けていますが、その組み合わせは幾通りも考えられます。

そこでクロンバック係数というものが存在します。

全ての組み合わせにおいて信頼性係数を算出し、平均したものをクロンバック係数 (α係数) と呼び、クロンバックの公式により求められます。

クロンバック係数は、項目数が多いほど、項目間の相関係数が高いほど高くなるという傾向があります。

 

論文などでαの記号が出てきたらクロンバック係数のことですね。

 

キーワード

信頼性、妥当性、再検査法、折半法、平行法、クロンバック係数α

 

あとがき

統計研究法の分野は自分を含め数学が苦手な人には辛い分野です…

次回は統合失調症について書いていこうと思います。